カンナビス研究が命を救う〜結腸がん

Taima-dera 當麻寺

ステファン・エストラーダ コロラド州デンバー

彼は活力があり、それは宝くじが当たった人に匹敵するくらい元気いっぱいです。彼のエネルギーや情熱は、彼の声や表情を見れば明らかで、彼の人生はきっと最高の日々の連続なのだろうと思われるでしょう。彼はおもしろくてポジティブでエネルギッシュです。まさかステファン・エストラーダが結腸がんのステージ4に冒されているなんて思わないでしょう。自分のことだと思って想像してみてください。たいていのがん患者は弱り果て、落ち込み、吐き気とともに寝たきりではないですか?そうかもしれませんがそんな風になる必要などはなく、ステファンはどのように病気と闘い、どのようにCBDや大麻用医薬品をうち捨てるかを私たちに教えてくれるためにここにいます。がん患者のみなさんがそれぞれの生活を次第に取り戻しましょう。これはその内の一人が行っていたことです。

どんな病気と闘っているのか?

私が大腸とその近くの腸間膜にかたまりがあると診断されたのは、2014年6月のことでした。PETスキャン診断の後、ステージ3末期もしくはステージ4初期の結腸がんであると宣告されました。その後まもなく大腸内の腫瘍を摘出する手術を受けましたが、それがステージ4のがん細胞であり、腸間膜部にできた腫瘍は摘出できないと告げられました。私としては寛解もしくは縮小できればいいかなと思っていたので、手術で残りの腫瘍を摘出できたのは幸いでした。…しかし現実がそうであるように、思うようにはならないということを思い知りました。

どれくらいの間、病状は続いていたのか?

2014年4月30日、腹部に強い痛みを覚えました。ちょうど私の誕生日の後だったのでよく覚えています。振り返ってみれば、前からこの痛みを感じていたけどそんな重大なこととは思わなかったのかもしれません。だって腹痛は腹痛、でしょ?違うんです。

2回ほど救急治療室へ行きましたが、残念なことにこれという診断は得られませんでした。健康な29歳には「がん」なんて言葉は無縁ですし、ましてや結腸がんだなんて。だってそれって中高年の男性の病気でしょ?もう一度言います。違うんですよ。50歳以下で結腸がんと診断される人は少なくなく、その数は増加傾向にあるのです。私の腫瘍医も、若年層の結腸がん患者数の異常な上昇に気付いていました。私のような若い人たちがこれを経験しているのだということを知るのは助けになることもありますし、そうでない場合もあります。多くの場合、若者の命をずっと短くしているということを知るのは、私にとっては怒りを覚えることでした。

この病気は何が原因だと思いますか?

そうですね、私の家族の病歴を見ると一目瞭然なのですが、私のがんはおそらく遺伝的なものでしょう。遺伝カウンセラーと話し、リンチ症候群の検査を受けることにしました。リンチ症候群の場合、人生のうちで異なるタイプのがんにかかる確率がぐっと上がります。例えば、普通の人が80歳までに結腸がんにかかる確率はだいたい2%から5%ですが、リンチ症候群の人の場合、結腸がんになる確率は80%にまで上がります。さらに追い打ちかけるように、通常の大腸ポリープは10年くらいでがん細胞に変わりますが、リンチ症候群の場合たったの1~2年でがん細胞に変わってしまいます。結果、私はリンチ症候群陽性でした。私のMLH1遺伝子に変異があり、それががんを引き起こしたのでした。

どのような処方薬を投与していましたか?

あ~。この作業楽しくて好きです。(皮肉)

  • ヒドロモルフォン – 鎮痛薬
  • ヒドロコドン – 鎮痛薬
  • プロメタジン– 制吐薬
  • デキサメタゾン– ステロイド薬
  • オキシコドン– 鎮痛薬
  • ロラゼパム– 制吐薬/抗不安薬
  • プロクロルペラジン– 制吐薬
  • MSコンチン– 鎮痛薬(12時間)
  • アルプラゾラム– 抗不安薬
  • ジアゼパム– 抗不安薬
  • スコポラミンパッチ– 制吐薬
  • ゾフラン– 制吐薬

自分が薬局なんじゃないかと思うときがあります。耳からオレンジのビン出しちゃったりして!(アメリカの処方薬はオレンジ色の小ビンに入っています)

処方薬の副作用はありましたか?

気分の落ち込みが一番大きかったです。病気や薬の重さを一度に感じていました。ソファにずっと横になっていたので外出もできませんでした。でもそれはいいんです。なぜなら窓から外を眺めているだけでその願望は叶いましたから。便秘や下痢もありました。ステロイドを投薬しているときは、自分がすごく弱くなったように感じたと思えば、何でもできるような気持ちになりました。もちろんできませんけど。やり過ぎて嘔吐すると、急にその超越した気分はストップするんです。絶対に「パーフェクトなバランス」をとることはできませんでした。それから、ステロイドの長期にわたる副作用がありました。うーん…もう結構!吐き気を催しすぎて薬を飲むのもやっとになるくらいの痛み止めのせいで、術後や化学療法や病気から気分が悪くなっていました。最悪のサイクルです…本当に。私の家族には、薬のほとんどには副作用という「最悪の」記載があるよと教えてあげたいです。ちなみにCBDオイルには悪い副作用はありません。あなたならどちらを選びますか?

医師の勧める薬とは別に、どんな代替薬を試しましたか?

がんと診断された患者がすべきことのひとつに、自分の時間を取るということがあります。私は世界が止まるのとスピードアップするのが同時に起きたように感じました。がんと診断されたら、全てはタイミングゲームであるということを認識しなければいけません。がんよりも速くなれば、自分の状況に落ち込む時間なんて取れなくなりますから。私は自分の精神を育て、できる限り自分の病をコントロールするようにしようと決めました。ちなみに、すべてのがん患者がこう言うと思いますが、がんは自分の人生をすべてあなたがコントロールしなければならないのだということを教えてくれます。あなたはそうすると思うでしょうが、健康状態にかかわらずともすべては大きくて未知なのです。

私は毎日1~1.5グラムのカンナビジオール(CBD) を摂っています。私は、デンバーの医療ディスペンザリーの隣にあるサロンで働いていました。がんの診断後、ディスペンザリーの私の友人がCBDオイルについて教えてくれ、そのオイルで彼女の腫瘍の75%が縮小されたと知りました。なんとまぁ実にぴったりのタイミングとぴったりの場所だったのでしょうか!私は友人からCBDオイルの有効性について教えてもらい、CBDやTHCの抗がん作用はしっかりと研究で明らかにされているそうです。これならもちろん試すでしょう。自分の死に直面した時、それに闘うことならなんだってするでしょう。というわけで、私はもともとマリファナも吸っていましたし、これも試してみることに決めたのです。

私の耐性が十分でないので、耐性を上げるために数週間は弱めのCBDハニーから始め、その後高濃度なカンナビジオールに切り替えました。私は高CBDオイルと高THCオイルを交互に摂るのがいいと思っています。研究では、カンナビジオールががん細胞を殺す際、体内の他の部分に転移するのを防ぐ効果も十分に発揮することが明らかになり始めています。がん細胞がアポトーシス(細胞の死滅)に向かうようプログラムする間、THCは健康な細胞を守ります。この2つの組み合わせがお互いを強固なものにするので、この2種を交互に摂ることでがんを攻撃し混乱させていると思うのです。

CBDとTHC以外にも、ターメリックピル、免疫サポートのマッシュルームピル、緑茶エキス、フィッシュオイル、フラックスオイル、乳酸菌プロバイオティクス、精油GIピル、アスピリン81mg、夜にはメラトニンを飲んでいます。それぞれ一日2~3錠摂っています。すごく大量のサプリメントですが、これらが研究室から生まれた有害な医薬品ではないと思えば飲むのも苦ではありません。これらはすべて自然のサプリメントで、まさに私が原点に帰ろうと思っているものです。さらに、ターメリック(クルクミン)や緑茶エキスはCBDの効果をアップさせると言われてもいます。

私は肉や砂糖、アルコール、ノンオーガニック食品を摂らない食事に変えました。思い立ったらジュースを絞り、私の食事に合っていると思われるレストランを選ぶようにしています。この食生活の厳しさに気が狂ったりしないよう、たまにはオーガニックの鶏肉を食べてもいいことにしています。地元のオーガニックベーカリーで買ったペイストリーを食べることもあります。こんなふうにヘルシーな食事も、私のように楽しめますよ!

これらは私に合っていると思います。がんはそれぞれ個人のプランで闘っていく病気です。身体からの声に耳を傾けて。でも一番大切なのは、自分でリサーチすること!CBDオイルに関しては特に、です。自分で作っても信頼できる提供元から購入してもいいと思います。個人的には、デンバーにお住まいの方であればピュア・メディカル・ディスペンザリーをおすすめします。摂取しているオイルがテスト済みでラボの認証済みであることを確認すること。これはあなたの人生なのですから。化学療法についてはそこまでしなくてもいいですが、自分のCBDオイル治療についてはしっかりと選り好みした方がいいです。

どれくらいの間、代替薬を使用していますか?

2014年4月に手術を受けてから、友人がこっそり病院からもらってきたCBDハニーを吸引し始めました。(あっ…これはここだけの話です…シー)

処方薬と比較して、代替薬を使い始めてからどんな感じですか?

CBDオイルで私の生活は変わりました。友人が言うには、処方薬を飲んでいた時、私は病弱で本当の私ではありませんでした。CBDオイルを使い始めてからは、顔色も良くなりエネルギーも湧き、食欲も旺盛になり生活がよくなりました。まだ髪の毛だってありますし!笑うのは大好きですが、オイルを使っていると泣いている時でも笑うんです。…ステージ4のがん患者の発言とは思えませんね。家族でさえ電話するたびに「オイルを摂ったか」どうか私に確認してくるんです。まぁ要は毎日です。

なぜ家族が私にオイルを摂ったかどうか聞いてくるのかって?それは、最初の進行スキャンをとった2014年10月24日金曜日。その翌月曜日の朝8時、がんセンターの看護師長から慌てた様子で電話がかかってきました。彼女が言うには、私のスキャン結果をデスクで見ていたら、ただちに私に電話しなければならない必要が出たとのことです。私のがんはまったく進行している動きが見られず、実際のところむしろ後退しているというのです。私の腫瘍は半分以上小さくなっていたのです。彼女はショックを受けていましたが、それはこんな短時間でというありきたりな反応ではありません。彼女は私に「私がしていたことすべてが…頑張り続けなきゃいけないわ」と言っていました。

そして彼らは私がしていたことを知りました。

その後の化学療法中、私は看護師にCBDについて聞いてみました。彼女はゆっくり微笑み周りを見回して、自分はあまりよく知らないが最近その話題をよく聞くようになったと言いました。さらに彼女は、CBDオイルだけでがん治療をし腫瘍が小さくなった他のがん患者とその看護師も知っているそうです。

私のスキャン記事を載せておきますので、みなさんもぜひご覧ください。そうです、私は化学療法中です。それにサプリも飲んでいます。クリーンな食生活もしています。それに加えてCBDオイルが私の命を救ってくれていると信じています。ぜひリサーチしてみてください。私たちが提供する医療記録が化学コミュニティを助けているのだと分かるのも、そう時間がかかるものではありません。医学を推し進め、研究資金を集めるにはもっと多くの成功事例が必要です。カンナビスに含まれるあらゆるカンナビノイドについて知ることが真実であるなら、(非常に有望です)おそらく近い将来大きな進歩を遂げることになるでしょう。これは子どもにも安全で、がんやてんかん、その他の病気と闘える調合薬です。他の植物(コクリコ)から鎮静剤が発見されたら、その得体の知れないものに対する恐怖なんてどこかにいってしまうでしょう。鎮静剤に可能なことができる植物がここにあるのです。常習性もなし、副作用もなし、死の可能性もありません。未だマリファナがよくないものだという考えで止まってしまっていますが、すべてが変わります…すぐに!人々がこの事実を否定できなくなるのもそう遠い先ではありません。

代替薬を使い続けると思いますか?

私がリンチ症候群であることと、他の人よりもがんのリスクが高いことを考えれば、そうですね。代替薬をずっと使い続けるでしょう。これから先、CBDオイルを少量だけ使い続けると思います。人体のエンドカンナビノイドを知っていれば、友人や家族みんなに少量のCBDハニーが健康維持や体内システムの強化につながるのだとおすすめできます。がんと診断されて以来、他の人を助けたいという気持ちになりました。もしも誰かの痛みを和らげ、本来の救命につながるのなら、ステージ4の結腸がんもそんなに悪いものではありません。この病気は私からたくさんのものを奪っていきましたが、私を打ち負かすことはできないでしょう。皮肉はさておき、がんが私に教えてくれたものが一つあるとすれば、それは私がずっと探し求めてきたもの、それは目的です。ということで、この証明をシェアすることで私の目的達成の手助けをしてください。がんに冒されている人を知っている方は、彼らを助けることがあなたの役割です。

免責事項:この記事に書かれている内容は、実際の経験と実際の患者の医療シナリオです。個人の免疫システムの反応により異なるため、共有された結果は必ずしも効果があるとは限りません。ここに記載されている代替薬に関する情報はFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けておらず、診断や治療、療法、他の病気の予防になるわけではありません。この記事にあるような新しい治療プログラムを始める前に必ず、医師にご相談ください。ここに書かれている情報は、推奨や提案、患者の治療プログラムをシミュレーションするための医療アドバイスではありません。本記事は証明目的のみで発行されています。

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